日別アーカイブ: 2017年11月7日

端島に行ってきました◎

残っていた夏休みをいただき、

長崎にある、

『 端島 』

に行ってきました~!

端島と聞いて、どこだろう?

と思う方が多いはず!

端島に行ってきました◎_20171101_1

写真を見たら、

「あ!」

と思うかもしれないのですが……

端島の別名。

『軍艦島』

廃墟ブームで注目され、世界文化遺産にも登録されている無人島です。

ただ、「行ってみたい!見てみたい!」
という気持ちで行ったのですが、、、、

行きと帰りとで、まったく気持ちが変わりました。
端島の事もっと知りたいと。。

端島に行ってきました◎_20171101_2

もともとは小さな岩礁だった端島は、海底に炭鉱が見つかったことで、最終的に6回の埋め立てが行われ、3倍の面積になりました。
炭鉱の為につくられた、人工の島なのです。

採炭のための労働者とその家族のために、高層集合住宅がたくさん建てられ、映画館、ダンスホール等の娯楽施設、小中学校、病院、寺院までありました。
なんでもあった端島。
人工密度が東京の9倍になったことも。

ですが、時代の流れとともに、炭鉱が閉山することが決まり、
住んでいた人たちは、
閉山からたったの3ヶ月で、
全ての人が島を離れたのでした。
端島が無人島になってからは、まだ40年ちょっとしか経っていないのです。

端島に行ってきました◎_20171101_3

廃墟で有名になった端島なのですが・・・
2015年に世界文化遺産に登録された場所は、集合住宅ではなく、
島の中で唯一明治から残っている約50メートルほどの岸壁と海底坑道。

端島に行ってきました◎_20171101_4

その海底坑道の道のりと労働環境の話を聞き、言葉に表せない気持ちになりました。
深さにすると1000メートル以上も地下。
体感温度は30度近く、湿度は90%以上。
そんな環境でたくさんの人たちが採炭していたのです。

ただただ、行ってみたいなと思っていた軍艦島。
それだけではダメだなと思いました。

最初は草木もない小さな岩礁だったのに、炭鉱のために人が住む島になり、賑わい、そして無人島になり、今では、残された建物と島民が欲しがっていた自然のある島に変わったのでした。
当時の日本では、最先端の建築技術や最新の家電があった端島。
端島の歴史を本当にもっと知りたいなと思いました!

ひさびさに行った九州◎
とにかく、考え深く、刺激にもなりました(^^)
今年もあと2ヶ月、せひ皆さんのおすすめの旅スポットがあれば教えてください♪♪

gosgo 吉祥寺(e)店  シマダ ナオミ

 


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